第9.5話 おっぱいがいっぱい
草薙はしばらくここにいることになる。
この回復の泉で、体を休ませることにしたのだ。
そして――
この回復の泉は天国だった。
「ふぅ~~~~」
草薙は賢者モードになった。
暖かい陽射しがある。
ここはまるで天国のように感じられた。
「休めていますか? 草薙様」
一人のくノ一がこちらにやってきた。
ボヨンと大きな乳が揺れる。
水を弾く肌、弾力の乳である。
艶然と微笑み近づくくノ一。
日本人に優しく。それが彼女達の在り方である。
むにっ
マシュマロのように柔らかく、スイカのように大きなモノの感触があった。
それを考えても近づきすぎではなかろうか。
肉感的な感触。距離が近い。
意図的な接近だろうが
だが――
だが――
「それもまた良し!!」
草薙は言い切った。
だって――
だって――
だっておっぱいがいっぱいなんだもの!!
ふと考えるのだ。
おっぱいとは何なのか。
無条件でいいものだ。
小さいのも――それもまた良し
小さすぎる――それもまた良し
中くらいも――それもまた良し
大きいのも――それもまた良し
大きすぎる――それもまた良し。
ないのだ貴賤など。
おっぱいに貴賤は――ないのだ。
完
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