日本人のあなたを癒す元気なロリくノ一娘
「早綾でござるよ〜〜」
今日は<命>ではない。
違う娘である。
「……君も日本人を癒すのか」
俺はそう問いかけた。
「そうでござるよ〜〜ズバンと癒すでござる」
かっる! この娘ノリかっる!!
<命>とは違うノリに少々驚いた。
「……ござるぅ?」
早綾がじっと俺の顔を見た。
「俺は怪しいものじゃない。只の日本人だからな」
「……只の日本人……」
早綾はその言葉を静かに紡いだ。しばし俺の顔を見て考えた後。
「わかったでござる! 早綾に任せるでござるよ〜〜」
しゅばっと両手で俺の手を握ってきた。
「……癒されてええのんか」
俺はこのロリに聞いた。
「ふふ、早綾が日本人のお兄ちゃんを癒すでござるよ」
早綾がパチリとウインクした。
うん、あざとい!!もう色々あざとい
だがこの青い果実のような瑞々しさを全面に押し出したフレッシュな魅力。
そして明るい笑顔の快活さに潜む涼やかな色香。
可愛い!! 悔しい!!!
「割ととんでもねぇのが来たな……」
<命>も包容力とおっぱいが色々とんでもねかったが、この早綾も中々である。
「やっぱ子供は元気だな」
俺はいった。
「ありがとうでござる〜」
早綾はいった。
「元気でいると他の人も元気になるでござる。笑顔は人を元気にするでござる〜笑顔でいると自分も元気になるし
笑顔を見せた相手も元気になるでござる〜〜」
「あっお兄さん今笑ったでござるね」
「良かったでござる〜〜お兄さんが笑顔だと早綾も嬉しいでござるよ〜〜」
早綾はまた快活な笑顔を見せる。
なぜだろう、
なぜかあざといとは感じなかった。
「笑顔は伝染するでござるよ〜〜人の幸せは更に多くの幸せを呼ぶんでござる〜〜
だから笑顔でござるよ〜〜」
この少女の真心だからだろう。
夏の太陽のような笑顔でそう語る少女の言葉には宿る確かな力。
その言葉には真実の一旦が宿っている気がした。
笑顔は伝染する、か。
俺はこのあざといロリ娘を少し見直した。
「あ、早綾なんかいい事をいった気がするでござる 今の早綾くノ一レベル高いでござるよ!!」
しれっとあざとロリがそんな事をのたまった。
う〜ん、このロリくノ一娘。
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