幸運を呼ぶ幸せな気分
「幸せな気分でいると、幸運が引き寄せられやすいという」
「だから君は積極的に『幸せな気分である』という事を選ぶといい」
「幸運は幸せな気分が呼ぶ。
そのためにも自分が幸せな気分である事を選択する」
「もちろん、いつも幸せな気分である事は難しいかもしれない」
「ただ、不安は心がてもち無沙汰な時にやってくるものだ。
不安な時は幸せを感じづらいしな」
「心が手持ちぶさたの時は、幸せな気分を選択するのがいいだろう。
たいしたことでなくてもいい。
そうだな……今日はよく寝れたとか、ご飯がおいしかったとか。そういう小さいことでいい。
幸せを感じ、幸せな気分になる。
それが君にとっての幸せになるだろう」
「生きていれば辛い事もある。未来に不安を感じる事も、過去に悔やむ事もあるだろう」
「だからできるだけ、幸せな気分を選択する。昔の事でも今の事でも、未来の事でもなんでもいい。
これを考えてる時は自分はいい気分になるな、という事を考える。
自分に都合がいい考えでも大いに結構だ」
「何の根拠もなく幸せな気分になる――それもまた良し」
「幸せな気分を選択する事。それが幸せに繋がるだろう」
「一人一人そういう幸せの灯火が増えていけば、この日本もいい方向に運が向くかもな」
「――日本に――君に幸あれ」